言葉の表出が遅い場合は、自分の気持ちを表現したり、他者とコミュニケーションするために、音声言語に代わる手段を探していくことがあります。
その代替手段が身振り(ジェスチャー、サイン)であったり、文字であったりします。
今回はひらがな文字の特性について考えてみましょう。
文字の特性とは・・・?
①視覚的な記号
②持続的に提示が可能
③一文字につき一つの音
など、音声とは異なる特性があります。
つまり、伝えたいものが目で見てわかる記号(文字)で表すことができ、音声と違ってすぐに消えてなくなることはないので、聴覚のみで情報を得るよりも多くの情報を得ることができます。
これらの特性を活かし、聴覚に加えて視覚の経路も利用して音声言語を促す練習をすることがあります。
では、どのようにひらがな学習を導入するかは『ひらがな②』でご紹介いたします。
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