言語聴覚士による《PECS(ぺクス)》🌟フェーズ4🍀

和(なごみ)

こんにちは!
リッツ ジュニア和です。

リッツ ジュニア和では、「言葉が出にくい」「言語でのコミュニケーションが難しい」などのお悩みのあるお子さまには、《PECS(ぺクス)》を使ったコミュニケーションを、セラピーで取り入れています。
言語聴覚士による研修を実施し、ぺクスを使って要求を促したり、コミュニケーションをとったりして療育を行っています✨

ぺクスは、「〇〇がほしい」という要求を伝えることから始まるため、そのお子さまの好きな物(強化子)を知る必要があります。

《PECS(ぺクス)》とは❓
絵カード交換式コミュニケーションシステム💌
ABAが基本的な考え方となっていて、自閉症やコミュニケーションに問題を持つ人が、自発的な気持ちを伝える方法です。
絵カードを用いて、自分の要求を表します。

《強化子》とは❓
行動の後に与えるごほうびや好ましい結果のことです✨
(好きなおもちゃ・お菓子・スキンシップ(抱っこ・たかいたかい等))
強化子を与えることで、その行動の頻度が増加します。
例えば、お手伝いをしてくれたら、ごほうびにおやつがもらえると、その後も「お手伝いしよう!」という自発的な行動が増えたりします🤗

今日のお子さまは、《PECS(ぺクス)》のフェーズ4に到達しました🌈
フェーズ4では、コミュニケーションボードに複数のカードを貼っておき、その中から自分が欲しい物を選んで「文カード」に貼り付けます。

「文カード」には、「○○」「かして」と、2語文になるように順番も意識して貼り付ける必要があります。
そのことで、言葉を繋げて文章として認識することを促していきます。

おともだちは、「パズル」を「貸して」ほしいので、左側に「パズル」の写真、右側に「かして」カードを貼り、手でタッピングをしながら要求を伝えます💭
先生が文を読むのに合わせて、おともだちはカードをタッピングします。

文は先生が読んでいますが、徐々にお子さまが読めるように発語を促すような働きかけもしていきます✊
お子さまが文カード全体を読むことが理想となります✨
一方で《PECS(ぺクス)》の考え方では、話すことを強要はせず、お子さまが話した時に強化をします🔥

フェーズ4に取り組んでいるおともだちは、ぺクスをどんどん吸収しているところなので、その成長を随時ご報告できればと思います📣
ぜひお楽しみに🤗

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