こんにちは!
リッツ ジュニア和です。
今日は、課題を頑張ったおともだちの強化子のお話です💭
リッツのセラピーでは、課題に取り組めたら強化子を渡すことで、課題に対する意欲を持てるようにしています。
好きなおもちゃなどの強化子が見つからなかったこちらのおともだちは、ご自宅から好きなおせんべいを持参していただいています🍘
最近はリッツにあるパズルやアンパンマンの絵本などが強化子になっていたので、あまり出番のなかったおせんべいでした😅
しかし、この日は隣のお部屋の小学生がおやつを食べていたところに遭遇!
(リッツ ジュニアでは、小学生からおやつを用意しています🍪)
そこで、おともだちもおせんべいの存在を思い出し、カバンへ取りに行きました🏃💨
そして、小学生のお兄さんと一緒に食べることにしました😊
こちらのおともだちは、言葉の表出に向けて、現在PECS(ぺクス)に取り組んでいます✊
お家での姿などを撮っていただいた動画などから、噛む動作に左右の偏りがある様子が見られました💡
言葉の表出が難しいお子さまは、舌の細かい動きが難しい傾向にあります。
物を飲み込む際は、舌を左右に動かしながら食道に送っていくので、このような動作が舌の使い方の練習となります✨
食べ物を噛んでまとめるには、舌の動きが必要になります。
食べることで、左右に食べ物を移す経験ができます。
おせんべいは固くて割れやすく、舌で操作したり食塊にしやすいため、舌の動きを練習するにはもってこいな食べ物です🍘
また、咀嚼することで、口輪筋のストレッチになります。
口が開きっぱなしのお子さまは、口輪筋が弱いことが原因と考えられます🤔
固いものを食べて、口輪筋をしっかり使うことが必要になります。
左右バランス良く食べることを促すように、声掛けをしながら食べていると、次第に自分でも意識して食べる様子も見られました💓
強化子としてはもちろん、左右バランス良く食べたり舌の動きにも繋がるおせんべいで、おいしく訓練をすることができました🤗